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第79回宗議会(臨時会)

  • 執筆者の写真: 真宗興法議員団 真宗大谷派
    真宗興法議員団 真宗大谷派
  • 15 分前
  • 読了時間: 7分

 

第79回宗議会(臨時会)門首挨拶


 本日ここに、第79回宗議会(臨時会)が招集され、議員各位には、挙って参集されましたこと、まことにご苦労様です。

 はじめに、昨今国内で相次ぐ地震や豪雨などの自然災害、また今なお世界各地で続く紛争により被害を受けられた方々に、衷心よりお見舞い申し上げます。一日も早く、誰もが安心して暮らすことのできる平穏な日常が取り戻されますことを切に念じ上げます。

 さて、今臨時会は、前年度決算という重要な案件について審議されることであります。議員各位におかれては、公議公論を尽くされ、その本分を全うされるよう念願いたします。




2026年 宗会(臨時会)宗務総長挨拶(要旨)


 皆様方には、平素より、法義相続・本廟護持、そして同朋会運動推進のために格別のご尽

力を賜っておりますこと、ここに厚く御礼を申し上げます。

 まずもって、昨年12 月8 日の青森県東方沖を震源とする地震や、今月6 日に発生した島根

県東部を震源とする地震など、国内外で頻発する自然災害に加え、未だ世界各地で繰り返さ

れる武力紛争等により被害を受けられたすべての皆様に、衷心よりお見舞い申し上げます。

また、令和6年能登半島地震から2年が経過いたしましたが、依然として復興の道は平坦で

はなく、被災寺院・ご門徒の営みも日々の苦労の中にあります。あらためてお見舞いを申し

上げますとともに、引き続き、宗門をあげての支援を継続し、「災害に強い教団づくり」を目指してまいりたいと存じます。

 さて、このたびの臨時会は、2024 年度の決算審査のために招集させていただきました。すでに先の宗会において、宗議会・参議会双方から「決算審査及び承認の早期化」が全会一致で建議され、それを受けて2023 年度決算からは審査体制の強化と時間的前倒しを進めてきたところであります。しかし、決算の早期化は「手続の改善」のみにとどまるものではなく、宗門全体の行財政の構造そのものを問い直すための重要な契機であると受け止めております。

 申すまでもありませんが、ここ数年、人口構造の変化、寺院や門徒の減少に伴う影響、財

政基盤の縮小など、宗門を取り巻く状況は急速に変化しており、構造的な課題が顕在化して

おります。宗務の執行体制は、もはや従前の延長では持続が難しく、行財政の再構築が急務

となっております。その意味で、行財政改革は、もはや選択肢ではなく必須の課題であると

受け止めております。

 昨年の宗会(臨時会)では、この行財政改革を推進する上での姿勢として、第33願の「触光柔軟」ということを申し述べました。もう一度申しますが、我々には念仏がある。この念仏に絶対の信頼を置き、心を柔らかく保ち、決して握りしめないという姿勢が大切であると思っております。物事や状況は日々変化していきます。日日に、よりよい方途を選び取り、そして共に実行していく、そのような柔軟なる心を持った改革を共に進めてまいりたいと考えております。宗務の執行を預かる内局として、現実から目をそらすことなく、「宗門の持続可能性」を基軸にした行財政改革を、より実効的に進めてまいります。




2026年 宗会(臨時会)2024年度決算概況(要旨)


 2026年宗議会(参議会)臨時会に提出の決算関係の議案について、2024年度決算

概況を申し上げます。

 まずは、2024年度宗派経常費御依頼の収納につきまして、ここにあらためてご報告い

たします。御依頼総額50億2,018万円に対し、54億2,603万1,204円、率

にして108%の収納をいただきました。全教区からご完納をいただきましたことから、2

024年度一般会計経常部歳入の「4款 相続講金」は105.8%、「5款 同朋会員志金」は108.9%の収納率となりました。宗門活動に深いご理解をいただき、格別の御懇念を賜りましたこと、心から御礼申し上げます。

 さて、2024年度一般会計については、経常部・臨時部合わせた歳入額は87億8,8

20万円、予算に対して100.8%の収納率であります。

 経常部歳入は、84億4,177万円、収納率は102.3%であります。

 2024年度予算において増額編成した主な科目を見てみますと、990万円増額編成し

た「1款1項3目 同朋会館冥加金」は収納率83.5%でありますが、前年度比1,042万円の増収。「1款1項7目 不動産冥加金」は1,425万円増額編成し、収納率120.5%、前年度比5,093万円の増収。渉成園の拝観者にご協力いただく「7款 寄付金」は3,600万円増額編成し、収納率104%、前年度比1,569万円の増収。利息収入及び物品販売の他、文化財施設の活用により「9款 雑収入」は653万円増額編成し、収納率120.2%、前年度比1,743万円の増となりました。

 一方で、執行率の低い歳入科目を見てみますと、「1款1項2目 研修冥加金」の収納率

は78.2%、「3款1項2目 帰敬式」の収納率は74.9%、「3款2項2目 門徒用授与物」の収納率は81.7%でありました。

 次に、経常部歳出は、78億9,478万円であり、予算に対して95.6%の執行率で

あります。

 2024年度において能登半島地震の支援科目として新設した「7款3項4目 能登半島

地震災害復興支援費」は、宗務役員派遣及び御正忌報恩講における支援事業並びにボランテ

ィア支援センター運営費等として執行率87%、「同項5目 広域災害被災教区特別教化助成」は、能登教区への教化助成として執行率96.4%であります。また、全国からお寄せいただいた救援金は、2024年度は能登教区へ6,951万4,874円を給付し、これ

まで被災教区へ総額2億7,651万4,874円をお届けいたしました。被災された方々に思いを馳せ、救援金をお届けくださいましたことに、あらためて心から御礼申し上げます。

 また、予算超過した主な科目として、教区指定・組主催の同朋の会推進講座へ助成する

「4款2項1目 同朋の会推進講座」は実施数増により執行率119.5%、弁護士費用等

を支出する「8款2項2目 法律相談費」は大谷専修学院に関する仮処分及び団体交渉に係

る支出により211.6%、時間外勤務手当等を支出する「10款4項1目 諸手当費」は

時間外及び通勤手当の増額により105.4%、この増額に伴い「同項2目 社会保険費」は106.5%となり、各項の予算超過分は、第1予備費より振替いたしました。

 なお、「7款3項 災害見舞費」の残額621万円は災害見舞準備金(現在の災害対応準

備金)へ、「10款5項1目 退職慰労金」の残額9,617万円は退職慰労金給付運用資金へ、それぞれ条例に則り繰入いたしました。

 次に、臨時部歳出は、2023年度より着工いたしました重要文化財指定の鐘楼及び手水

屋形の修理事業を完了いたしました。

 また、宗祖親鸞聖人御誕生八百五十年・立教開宗八百年慶讃事業を完遂するため2023

年度から2025年度の3ヵ年度で実施する「6款 慶讃事業継続費」は、執行率59.6%であります。執行率が低い主な要因は、教区慶讃法要の助成に関して想定総額の半額である5,000万円を計上した予算に対し、2024年度勤修された教区が少なかった点及び宗祖親鸞聖人著作集の続刊の発行が2025年度に変更した点であります。なお、すでに2025年度予算編成で組み直しを行い、2025年度で事業が達成されるよう取り組んでいます。

 総じて、2024年度一般会計経常部臨時部決算における歳入歳出差引剰余金は5億5,

291万円となり、半分である2億7,645万円をそれぞれ2025年度平衡資金及び2

026年度一般会計へ繰入いたします。

次に、第2種共済特別会計については、令和6年能登半島地震の被災寺院・教会へ復興共済金及び共済見舞金の総額49億4,013万円を含み、歳出「1款 共済金」において52億4,226万円の給付を行いました。この支出超過額については、条例に則り復興共済積立金から47億7,908万円の繰入を行っております。なお、復興共済積立金の残高は

43億3,320万円であります。

 次に、東本願寺出版特別会計については、『真宗聖典第2版』『真宗大谷派儀式軌範』の

頒布やECサイト・お買い物広場での頒布増により、歳入「1款 出版物冥加金」は、収納

率84.7%でありますが、前年度比2,700万円の増収でありました。

 次に、東大谷墓地特別会計については、繰越金を除く歳入小計は収納率102.7%、墓

地冥加金・読経志の増収及び万灯会の提灯価格改定による増収により、前年度比356万円

の増収でありました。

 次に、首都圏教化推進特別会計については、仏事代行及び会館執行法務の減少により歳入

「3款1項1目読経志」は収納率75.9%、歳出「2款1項2目 共同教化推進事業費」

は執行率62.0%でありました。また、歳入「1款 一般会計回付受金」は、2024年

度決算より歳入歳出差引剰余が生じない必要額のみ一般会計から回付いたしました。

 以上、2024年度決算概況といたします。

 
 
 

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